1978年結成のアメリカのパンクバンド。ハードコアムーヴメントの中でコーヒー・女の子・釣りなどの日常的な視点に立ち、ポップでキャッチーな楽曲を演奏したことから後のメロディック・ポップパンクに多大な影響を及ぼした。攻撃的だが爽快なメロディは、ハードコアファンからメロディック好きまで幅広く愛されるバンドである。
超名盤! -おすすめの一枚-
Everything Sucks(1996)

マイロのバンド脱退によるALLでの活動を経て再結成しリリースされた5thアルバム。このアルバムと1stアルバムとどちらを超名盤に挙げようか悩んだが、思い入れなどもあり僅かにこちらに軍配。エピタフからリリースされたことや当時のメロディックハードコアブームもあり、このサイトに訪れる人なら聴いたことのある人も多いのではないか。彼ら特有の刻みのよいギター、ブリブリのベース、疾走感のあるドラミングが気持ちよく、捨て曲なしで最後まで駆け抜けるスタイルはこれぞDESCENDENTSと言える作品となっている。個人的には2.I’m The Oneや9.She Loves Me、15.Thank Youのようなポップで青臭い曲がお気に入り。
名盤! -他のおすすめアルバム-
Milo Goes To College(1982)

1stアルバムであり、歴史的大名盤。15曲22分というスピーディかつアグレッシブな展開で、初期衝動を感じさせる作品となっている。5thアルバムと並び、こちらもかなりおすすめ。
I Don’t Want To Grow Up(1985)

活動休止とメンバーチェンジを経てリリースされた2ndアルバム。前作から基本的なスタンスは変わっていないが、メロディやバンドサウンドがよりポップにはっきりと表現されている。
Cool To Be You(2004)

またまたALLでの活動経てリリースされた6thアルバム。今作はファットマイクの熱いエールによりFATからのリリース。
代表曲