1992年結成のスウェーデンのパンクバンド。バンド名は、スケートボードのトリックであるメランコリーに由来している。そのバンド名の通り、ボードスポーツに合いそうな高速メロディックパンクやスカパンクを得意とするバンドである。
超名盤! -おすすめの一枚-
For Monkeys(1997)
3rdアルバムにして勢いとメロディのバランスが最も取れたアルバムだと思う。1stや2ndアルバムの軽快さと次作以降のロック色の強いアルバムの丁度中間のようなサウンドで、ポップで明るい曲から渋くて哀愁のある曲まで収録されているが、MILLENCOLINらしさはしっかりと残っており最後まで一気に聴ける内容となっている。激渋パンクソングである1.Puzzleと高速メロディックナンバーである12.Lowlifeは必聴。RANDYやNO FUN AT ALLなども含め、スウェーデンのこの頃のメロディックパンクバンドは本当に良質なバンドが多い。
名盤! -他のおすすめアルバム-
Tiny Tunes(1994)
1stアルバム。アップテンポでメロディックなアルバムであるが、この頃はまだスカ調の曲も収録されている。アルバムタイトルとジャケットに問題があり、後にSame Old Tunesとして再リリースされた。
Life on a Plate(1995)
MILLENCOLINの最高傑作と言われることも多い2ndアルバム。1stアルバムと同じ路線であるが、勢いとメロディにさらに磨きがかかり全体的にパワーアップした印象を感じる。
代表曲