1987年に結成されたイギリスのパンクバンド。SNUFFやLEATHERFACEらとともに、UK特有の哀愁を武器にUKメロディック界を牽引したバンドである。軽快で爽快なサウンドにボーカルのWizの温かくも優しい声が乗っかり、唯一無二な素晴らしいサウンドを奏でるのが特徴。
超名盤! -おすすめの一枚-
Who Cares Wins (1990)

MEGA CITY FOURは、数あるパンクバンドの中でもサウンドとしては最も自分好みなバンドであり、パンクスのみならず全てのロック好きにおすすめしたいバンドである。1stアルバムや初期のシングル集のような疾走感のある作品が人気であるが、中期~後期にかけてのゆったりとしたサウンドもメロディの良さが際立っていてとても良い。超名盤として紹介する今作は彼らの2ndアルバムで、パンク~ギターポップへの移行期のアルバムになるのだが、疾走感や爽快感、哀愁などがWizの声によって最も色濃く表現されたアルバムとなっている。14.Balanceは、数ある彼らの楽曲の中でも一番のお気に入り。
名盤! -他のおすすめアルバム-
Tranzophobia(1989)

1stアルバム。ジャケットの青色に象徴されるような、いい意味で爽やかで青臭い楽曲が並ぶ作品となっている。MEGA CITY FOUR入門としては、まずはこのアルバムからがおすすめ。
Terribly Sorry Bob(1991)

彼らの初期のシングル集。言わずもがな名曲のオンパレードで、荒々しいサウンドもかっこいい。特に8.Awkward Kidは名曲。
Magic Bullets(1993)

4thアルバムで、バンドとしては後期に入り、かなり落ち着いたアルバム。個人的には、2ndアルバムと並ぶ大名盤であり是非とも入手して聴いてほしい一枚。8.Wallflowerを聴いて癒されてほしい。
代表曲