1990年に結成されたアメリカのカリフォルニア州出身のパンクバンド。Fat Wreck Chordsに最も古くから所属し、NO USE FOR A NAME、STRUNG OUTと並ぶ同レーベルの看板バンドである。哀愁漂うメロディと抜群の演奏力を武器に、90年代初頭からメロディックパンク界をけん引し、本国のみならず日本国内においても人気の高いバンドである。
超名盤！ -おすすめの一枚-
Blaze（2003）
LAGWAGONで一番のアルバムとしては、世間的には5thアルバムとなるかもしれないが、個人的にはこの6thアルバムをおすすめしたい。前作からおよそ5年の歳月を経てリリースされたアルバムで、悪く言えば少し丸くなった感はあるものの、その分エモさが格段に増しそれぞれの曲がもつ静と動を存分に堪能できる作品となっている。全体としてとても整っていて、かつ洗練されており、2.E Daggerや11.Lullabyなど、ギリギリの疾走感を保ちながらポップで泣きのメロディ全開の名曲となっている。ちなみに今回アルバムとしては名盤に挙げていないが、1stアルバムDUHに収録の4.Angry Daysもかなりの名曲なので是非聴いてもらいたい。
名盤！ -他のおすすめアルバム-
Hoss（1995）
メロディックパンクバンドとして覚醒した3rdアルバム。前作までの2枚に見られた荒々しさをいい感じに消化し、ポップでスピーディなアルバムとなっている。
Let’s Talk About Feelings（1998）
今もなおLAGWAGONの最高傑作として語られる5thアルバム。メロディや曲の展開など申し分なく、最初から最後まであっという間に聴き終えてしまう。11.May 16は泣きのメロディ全開の名曲。
代表曲
