1974年に結成されたニューヨークのパンクバンド。ニューヨークパンクの中心バンドの一つであり、最初のパンクバンドとも言われる。後のパンクムーヴメントに多大な影響を及ぼしており、ロックの殿堂入りも果たしている。1996年の解散に至るまで、多少のサウンドの変化はありつつも、シンプルかつポップな演奏スタイルは変わることなく、一貫した姿勢でたくさんの人々を魅了したバンドである。
超名盤! -おすすめの一枚-
Rocket To Russia(1977)

1stアルバムの勢いを残しつつも、メロディの良さに最も脂がのったこの3rdアルバムを特におすすめしたい。今作に収録のシングル曲である6.Sheena is a Punk RockerがUKでトップ40に入ったことで代表曲となったとのことだが、どの曲どのアルバムもとにかくポップでロックンロールで、かっこいいの一言に尽きる。シンプルな3コードによる演奏や、「1、2、3、4」の掛け声とともに勢いよく演奏されるスタイル、ライダースジャケット、破れたジーンズ、スニーカーを合わせたファッションなど、数々の斬新な発想で歴史に名を刻んだが、それらも曲の良さがあってこそだと思う。パンクス必聴の超名盤。
名盤! -他のおすすめアルバム-
Ramones(1976)

全てはここから始まった。RAMONESの1stアルバムにして、歴史的大名盤。とにかく1.Blitzkrieg Bopを聴かなきゃ何も始まらない。
Leave Home(1977)

2ndアルバム。1stや3rdアルバムの陰に若干隠れがちであるが、同路線で最高にかっこいい名盤。
Road To Ruin (1978)

4thアルバム。初期3枚と比較すると少し勢いが減ったものの、メロディの良さは健在でよりポップに仕上がったアルバム。7.I Wanna Be Sedatedは超名曲。
End Of The Century (1979)

5thアルバム。ジャケットからも変化が感じとれる通り、RAMONES史上最もポップに振り切ったアルバム。
代表曲